2011年10月27日木曜日

地球惑星科学バーVol.5「地球惑星科学cafe ~宇宙と天気のフシギな関係~」を開催します!

こんにちは、ユニアスの山田です。
最近めっきり寒くなってきましたね。季節の変わり目、風邪を引かないよう注意したいものですね。

さて、先日のフルムーンバーに引き続き、早くも地球惑星科学バーVol.5の開催のお知らせです!
タイトルは「地球惑星科学cafe ~宇宙と天気のフシギな関係~」です!!
今回のテーマは、「宇宙気候学」。全く耳慣れない学問かもしれませんが、実は今非常に注目を集めている学問なのです。宇宙と気候、その関連とは・・・?

今回は「サイエンスアゴラ2011」というイベントに合わせ、お台場の日本科学未来館で開催いたします。詳しくは、サイエンスアゴラ2011のサイト内のページ(こちらの『時間枠出展』『11月20日(日)午前』の10:30からの部分をご覧いただくと、詳しい紹介がご覧になれます)を御参照ください。


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【開催日時】20111120()10:30-12:00
【場所】日本科学未来館1階 オリエンテーションルーム1
【講師】宮原ひろ子さん(東京大学・特任助教)
【ファシリテーター】山田健太郎(国立科学博物館認定サイエンスコミュニケータ)
【対象】どなたでもご覧になれます
【定員】15名(申し込み状況により増員する可能性があります)
【料金】無料
【募集締め切り】11月19日(土) (空席状況によっては、当日の飛び入り参加も可能です)
【主催】Universal Earth
【申し込み方法】お申し込みは以下のフォームからお願い致します
送信フォームはこちら
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さて、今回、ユニアスから皆様に問いかける質問は、次の2つです。
「宇宙気候学をそもそも知らないのに・・・」とお思いになる方が多いかと思いますが、ぜひ等身大の意見を述べていただけたらと思います。

Q1. 宇宙線と気候の変化が関係している可能性が指摘されていますが、まだ学問としては成長中の分野です。「宇宙気候学」の研究成果を学校教育として教えたり、テレビの教育番組で取り上げたりするべきだと思いますか?

Q2. 「気象学」に基づいていた従来の社会に、「宇宙気候学」のように新しい考えを取り入れるとしたら、どのようなことを考慮しなければならないと思いますか?

※回答はお申し込みの際に、送信フォームにご記入ください。

ちょっといつもより難易度が上がっていますので、僕自身の意見も後日述べてみたいと思います。
また、いつもおなじみ、肩慣らしのトリビアクイズにもトライしてみましょう♪





Q1. 宇宙線の成分は主に宇宙からやってくる粒子である。

Q2. 宇宙線の中には、地球を通り抜けてしまうものもある。

Q3. オーロラがキレイに見える時は、地球に宇宙線がたくさん降ってきている。

Q4. 宇宙線のエネルギーを利用した発電が行われている。

Q5. 地球の気温変化は数百万年前から現在まで正確に解明されている。

Q6. 樹木の年輪には、宇宙線の強弱も記録されている。

Q7. 太陽の活動は11年周期で強弱を繰り返している。




解答は以下の通りです。

A1. ◯:陽子やヘリウムの原子核です。

A2. ◯:ニュートリノはとても透過力が強く、地球を丸々通過します。

A3. ×:オーロラは太陽風(太陽から飛んでくるプラズマ)が地球の大気中の粒子にぶつかって発光する現象であり、その太陽風は宇宙線を遮る効果があります。よって、太陽風が多く、オーロラがキレイに見えると、地球に降ってくる宇宙線の量は少ないと考えられます。

A4. ×:現在はそのような発電はありません。

A5. ×:温度計の歴史は約150年で、それより前の気温変化はよく分かっていません。

A6. ◯:年輪の中の炭素に記録されていると考えられています。

A7. ◯:黒点の数が変化し、気温に直接影響すると言われています。


それではお申し込みお待ちしております!

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