2011年12月13日火曜日

地球惑星科学cafe〜宇宙と天気のフシギな関係〜@サイエンスアゴラ2011

お久しぶりです、ユニアスの山田です。
最近はすっかり冬ですね。しかし先週は皆既月食、今週はふたご座流星群と、寒空に映える美しい天体ショーが目白押しで、なんだかワクワクしますね。

さて、先月の20日、ユニアス初の出張イベント「地球惑星科学cafe〜宇宙と天気のフシギな関係〜」が東京・お台場の日本科学未来館にて開催されました。
これは11月18〜20日に開催されていた「サイエンスアゴラ2011」というイベントに出展して行われたもので、来場された参加者の方たちに宇宙気候学という学問について知ってもらうこと、そして「地球惑星科学バー」という活動を知ってもらうために企画されました。

それでは、当日の様子を写真とともに簡単に振り返ってみましょう。
11月20日は、前日の大嵐が嘘のように晴れ、半袖でも大丈夫なくらいに暑くなった日でした(スタッフの佐藤くんは半袖のTシャツで来ていました(笑))。
ゲストは、東京大学の宮原ひろ子さんです。


宮原さんの専門分野は、「宇宙気候学」。宇宙から降ってくる放射線と地球の気候変動の関係を探る学問です。
参加者は大人の方が多く、研究者の方もいらっしゃったようです。小学生の参加者もいらっしゃいましたが、ちょっと難しかったかな?


地球、宇宙のたくさんの物事が関係しあって、宇宙気候学の考え方は構成されています。最新の科学であるがゆえに、複雑でもあるのです。


宮原さんの出すスライドは美しかったです。太陽が出す磁気嵐が地球の気候変動とも関係あるとは、オドロキですね。


宮原さんの講演の後は、議論の時間です。「宇宙気候学を社会で受け入れて活用するには、どうしたら良いのか」という側面から、2つの問いについて参加者の方たちに回答していただきました。
また、話は「科学者が使う映像」の方へと移り、非常に実のある話し合いが行われていました。時間の都合上あまり長くは話し合えなかったのですが、「科学について、語り合う」という感じを参加者の方たちに体験していただき、少しでも生活の中で何かの形で活かしていただければ幸いです。

次回の地球惑星科学バーは、来年6月頃を予定しています。
それではまた、自由が丘でお会いしましょう!



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