気づけばキンモクセイの華やかな香りがするようになりましたね。
今回は先週開催された「オーロラバー」をレポートします!
9月21日(日)のゲストは片岡龍峰さん(国立極地研究所)。
30人近くの方にお越しいただきました。満員御礼!
オーロラと聞くとその神秘的な美しさもさながら、地球と宇宙のつながりを連想させますね。
実はその科学的側面はいまだ謎に包まれています。
前半は、これまでの研究で明らかにされたオーロラの原理をレクチャーしていただきました。
イントロから惜しみなく映し出されるオーロラ写真に会場もうっとり…
そこから少しずつオーロラの科学に迫っていきます。
オーロラを作る要素は「太陽風」、「地磁気」、「大気」の3つがあり、
それらの条件がととのった惑星では観測されているそうです。
ちなみに緑色のオーロラは、酸素に"汚染"されている地球だから見える色なんだそうです。
そういえば今回のフライヤーを彩ったオーロラの写真も緑色でしたね。
後半はオーロラの3D写真ショー!
実際の観測の様子や観測機器も紹介され、参加者のみなさんも興味津々です。
観測で使われているカメラはメーカーから超一級ものを提供していただいているそうですが、極寒のアラスカでは故障が絶えないそうです。
片岡さんが語るリアルな体験を聞くことが出来るのも、サイエンスカフェならではですね。
イベント終了後も、数多くの方が残ってオーロラの魅力を熱心に語り合っていらっしゃいました。
そういえば今回の参加者の中には、実際にオーロラを観たことのある方も数名いらしたそうです。
華やかなオーロラの写真を眺めながら、いつか私も本物のオーロラを観に行ってみたい!と思いました。
今週の10月1日、私たちユニアスはおかげさまで4周年をむかえます。
これからも続々とイベントを企画していきます。乞うご期待!
次回の地球惑星科学バーもお楽しみに!