2014年8月12日火曜日

「結晶・鉱物バー」開催レポート!

こんにちは、ユニアスの佐藤です。
暑い日がつづき夏バテ気味ですが、そんな東京の夏をさらに熱くした「結晶・鉱物バー」。その開催の様子をご報告いたします。


7月27日(日)のゲストは興野純さん。
容姿のさわやかさもさることながら、はつらつとした話し振りが印象的でした。
(会場のアイリッシュパブ・クランは、自由が丘駅から徒歩30秒という駅近なだけに、電車の音もそこそこ響いてきます。が、興野さんの声は一番後ろの席まで良く聞こえました^^)

前半、最初のつかみポイントは「ア○と雪の女王」(笑)
流行にのりながら氷の結晶に関する豆知識ものせてくるという、これぞまさにサイエンスバーの王道(!?)という話術、参加者の皆さんもどんどん興野さんのお話に魅き込まれていました。

途中、地学と思いきや物理や化学の話も(かなりがっつりめに)出てきました。

高校までの知識しかない私は、スクリーンに映し出された絵を見てなんとなく分かったつもり(^_^;;


後半、「持続的発展が可能な社会のための鉱物学」と題し、参加者を交えたディスカッションを行ないました。


持続的発展が可能な社会を考えた場合、これからも地球上にある安価な天然の鉱物資源を用いた方が良いか、それとも、コストはかかるが人工的に作ったものを用いた方が良いか。参加者の皆さんの中でも意見は分かれました。
興野さんからは「都市鉱山」という言葉も紹介されました。
廃棄された携帯電話やパソコンの部品に含まれる貴重な資源。それらを鉱山と見立てて「都市鉱山」と呼んでいるそうです。
そのような都市鉱山から有用な資源を再活用するために、私たちはどうすればよいのでしょうか。リサイクルの技術を発展させていくことはもちろん、廃棄物を適切に回収するための法制度整備や市民の意識の向上、教育なども重要ではないかという意見も出されました。


さて、ユニアスは次回のイベントの準備も進めています。近日中にブログ等で告知する予定ですので、どうぞお見逃しなく!